平成25年の鶏卵相場194円、もも肉584円、むね肉246円
今年の鶏卵相場(JA全農たまご・東京M基準)は210円でスタートしたが、年初の相場が200円台をつけたのは平成3(1991)年以来。食鳥相場(日経・東京正肉加重)も、もも肉が710円台、むね肉が260円台の計970円台を維持している。
平成25(2013)年の相場は、ともに猛暑の影響などから年後半に上昇し、鶏卵の年間平均価格は前年比15円高の194円、食鳥は、もも肉が21円高の584円、むね肉が57円高の246円、もも・むね合計は78円高の830円となった。
本紙では毎年、1月5日付の新年特集号で業界有識者の方々に、その年の相場を予想していただいているが、鶏卵は日興鶏卵荷受(株)の宮﨑宏治社長の193円、食鳥のもも肉はスターゼンミートプロセッサー(株)の帯川雅弘国産ブロイラーグループリーダーの587円、むね肉は日本ハム(株)の佐々木智之国内チキン特販課兼国内チキン課長の249円が25年の相場に最も近く、3氏にはニアピン賞を贈呈した。