鶏の巨大稲わらアートが話題に 筑前若者会が制作
福岡県筑前町の有志でつくる地域おこし団体「筑前若者会~わっかもんかい~」が制作した稲わらアート『巨大わらかがし 鶏と卵』が、12月1日から1月28日まで、同町の安の里公園に展示され話題を集めた。
『巨大わらかがし』制作は、2015年の筑前町合併10周年記念の目玉企画として始まり、毎年実施しているもの。今年は「コロナ禍で下向きになりやすい日々の中、高さ8mを超える巨大わらかがしを見上げ、少しでも上を向き、元気になっていただきたい」との思いと、感染症を終息させる願い、さらに町内に養鶏場や孵化場も多いことから、地元特産品のPRや地域活性化への期待を込め、夜明けを告げる鳥、神の使いといわれる「にわとり」をモチーフとすることに決定。
制作への支援を募集するクラウドファンディングも実施し(目標達成のため募集は終了)、展示期間中は、卵からひよこが産まれるパフォーマンスや、町内のお店で使えるお得なチケットが当たる「ちくぜんガチャ」なども実施。夜間はライトアップも行なった。