国産鶏肉の鶏だんごなど発売 伊藤ハム
伊藤ハム㈱(柴山育朗社長―本社・兵庫県西宮市)は8月30日、オンラインで家庭用の秋冬新商品発表会を開いた。
伊藤功一取締役はハム・ソーセージ市場の現状と同社の対応について「ウィズコロナも2年目に入り、引き続き家庭用商品の需要は底堅く推移すると思われるが、業務用は緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の影響で見通しを立てにくい。このような中、当社では『おうち時間の充実』『健康づくり』『(PRや販売の)デジタル化』『環境・サステナブル』という4つの方向性に基づき新商品を開発した。下期は原料肉の高騰や、副資材の値上がりなどが見込まれ、昨年より厳しい状況が予想される。SNSやテレビCMの強化を通じて、伊藤ハムのブランド力と存在感の向上につなげたい」などと述べた。
続いてマーケティング部の春名公喜部長が9月1日から順次発売する新商品を紹介。鶏肉関係では、国産チキンを使った『鶏生だんご 大豆ミート入り』(税込みの希望小売価格220円)、スティックタイプのたんぱく源『TANPACT(タンパクト)サラダチキンスティック プレーン』(290円)、包材の薄膜化にもこだわった『糖質0サラダチキン3連プレーン』『同ハーブ』(ともに330円)、食べ切りサイズのおつまみ『ビストロレシピ鶏皮ゆず七味』(220円)、揚げずにすぐ食べられる『お肉屋さんの総菜 チキン南蛮』(430円)、レンジで温めるだけの『おかずプラス ガーリックバターチキン』(330円)なども説明した。