令和2年度の主要産地ブロイラー出荷実績・見通しは1.8%増 食鳥協主要産地協議会
鹿児島1.0%増、宮崎2.5%増、岩手・青森1.8%増
(一社)日本食鳥協会(佐藤実会長)は、新型コロナウイルス感染症の影響で令和2年度第1回主要産地協議会の開催を中止し、主要3県(鹿児島、宮崎、岩手とその周辺県)の各インテと県協会からの報告を基にまとめた令和2年度のブロイラー出荷実績・見通しを10月5日に書面で報告した(4~7月は出荷実績、8月以降は出荷実績・見通し)。
令和2年度のブロイラー出荷実績・見通しは、上期(4~9月)が前年度実績に比べ1.8%増(713万200羽増)の2億5353万9000羽、下期(10~3月)が0.8%増(201万1000羽増)の2億6132万羽で、年度合計では1.8%増(914万3000羽増)の5億1485万9000羽となった。
今年3月26日に報告した令和2年度の当初計画と比べると、年度合計では332万3000羽上回る見込み。大部分のインテでは、前年度実績を上回る出荷羽数を見込んでいる。
このうち、鹿児島県のインテの出荷実績・見通しは、上期が前年度実績に比べ1.1%増の6975万9000羽、下期が1.0%増の7190万1000羽で、年度合計では1.0%増の1億4166万羽。
宮崎県のインテの出荷実績・見通しは、上期が4.6%増の8002万4000羽、下期が0.6%増の8192万4000羽で、年度合計はで2.5%増の1億6194万8000羽。
岩手県・青森県のインテの出荷実績・見通しは、上期が2.9%増の1億375万6000羽、下期が0.7%増の1億749万5000羽で、年度合計では1.8%増の2億1125万1000羽となっている。