採卵用8.2%減、ブロイラー用2.3%増 2月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は3月29日、2019(平成31)年2月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー30場、ブロイラー68場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ8.2%減の778万7000羽、ブロイラー用ひなは2.3%増の5697万1000羽。これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比8.2%減の829万3000羽、ブロイラー用ひなは2.3%増の5814万3000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、北陸、東海、近畿、九州で増加。ブロイラー用ひなは東北、北陸、関東・東山、四国、九州、沖縄で増加した。

1~2月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比2.3%減の1799万9000羽、ブロイラー用ひなは2.5%増の1億2254万羽となった。

2月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ10.7%増の9万3000羽(うち種鶏めすは18.3%増の8万4000羽)、ブロイラー用種鶏は11.1%増の52万1000羽(うち種鶏めすは11.4%増の45万9000羽)。

1~2月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比7.7%増の19万7000羽(うち種鶏めすは9.9%増の17万7000羽)、ブロイラー用種鶏は3.4%増の102万3000羽(うち種鶏めすは3.7%増の89万9000羽)となった。