殻付卵681トン輸出 輸入は鶏肉が減少、鶏卵は軒並み増加 2月輸出入
財務省は2019年2月分の輸入・輸出通関実績をまとめた。
《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比11.2%減の4万1464トンで、このうちブラジルは7.8%減の3万2090トン、タイは21.0%減の8380トン。鶏肉調製品は4.4%減の3万5413トン。1~2月の輸入累計は鶏肉が前年同期比54.1%減、鶏肉調製品が1.4%減、鶏の肝臓が5.93倍増、七面鳥肉が0.9%増、家きん肉が33.1%減、その他の家きん肉調製品が18.1%増。
《鶏卵関係輸入》加工卵は、凍結全卵の前年同月比27.0%減を除いて軒並み増加。凍結卵黄は2.7%増、凍結卵白は25.6%増、全卵粉は12.2%増、卵黄粉は51.0%増、卵白粉は61.0%増。殻付卵は1.3%増の5トンを輸入した。1~2月の輸入累計は凍結全卵が前年同期比13.1%減、凍結卵黄が11.3%増、凍結卵白が23.5%増、全卵粉が12.4%減、卵黄粉が25.8%増、卵白粉が3.9%増、殻付卵が3.5%減。2月の輸入卵の殻付換算は1万2947トン(前年同月比47.5%増)で、1~2月累計では1万9930トン(前年同期比3.2%増)。
《鶏肉・鶏卵関係輸出》鶏肉の輸出実績は前年同月比26.5%増の957トン。このうち『鶏肉もも・むね』は香港に9トン、モミジなどを含む『鶏肉その他』は香港、カンボジア、ベトナムに924トンを輸出。殻付卵は台湾、香港、シンガポールに79.8%増の681トンを輸出した。