『きよら』の新CM放映開始　Ｘ ＪＡＰＡＮのＹＯＳＨＩＫＩさん起用

㈱アキタ（秋田善祺社長―福山本社・広島県福山市、東京本社・東京都港区）は、ロックバンド「Ｘ　ＪＡＰＡＮ」のＹＯＳＨＩＫＩさんが出演するブランド卵『きよら　グルメ仕立て』の新しいテレビＣＭを、9月8日から関東、関西、名古屋、静岡、山梨、岡山、広島の各エリアで放映開始した。

『きよら　グルメ仕立て』は、①特別飼料「新旨味原料配合」（特許出願中）②富士深層水「バナジウムを含んだ天然ミネラル水」③富士山の清涼な空気「標高900メートル」の冷涼な飼育環境――で生産し、濃厚なコクと旨味があり、生でも調理してもおいしい卵として高い評価を得ている。

今回の新ＣＭの「グルメな人篇」では、Ｘ　ＪＡＰＡＮの代表的な〝Ｘポーズ〟でお願いする「きよニャ（寝冷えネコ）」にＹＯＳＨＩＫＩさんがオムレツの布団をかけてケチャップでサインする。「おそろい篇」では、ＹＯＳＨＩＫＩさんが海苔を切って自身ののトレードマークでもあるサングラスを作り、「きよニャ」にかける内容となっている。

ＣＭの30秒バージョンは『きよら　グルメ仕立て』のYouTube公式チャンネル（https://www.youtube.com/channel/UCgW4EcHhwp7tv6tlNplbxvQ）や、アキタのＣＭ特設サイト（https://www.akitatamago.co.jp/kiyora/cm）で見ることができる。

9月3日に東京都新宿区のパークハイアット東京で開いた新ＣＭ発表会で、秋田善祺社長は「Ｘ　ＪＡＰＡＮのＹＯＳＨＩＫＩさんに、新しいテレビＣＭにご出演いただいた。国際的に有名なアーティストのＹＯＳＨＩＫＩさんのイメージにふさわしい卵が『きよら　グルメ仕立て』だと確信している。『きよら　グルメ仕立て』は幸い、多くのリピーターが定着し、予想以上の成果を上げている。おいしさだけでなく、機能的な価値を加えた新しい『きよら　グルメ仕立て』も研究中で、消費者の健康にも貢献したいと考えている。今後、今以上に安全性とおいしさを追求し、生産・販売を拡大する予定である。ただし、規模の追求は2番目で、質を追求することがわが社の方針である。ＹＯＳＨＩＫＩさんによる新しいＣＭで『きよら　グルメ仕立て』の認知度のさらなる向上を図っていきたい」などとあいさつした。

秋田正吾副社長は〝安全・安心・新鮮な卵にこだわり抜く〟というアキタのコーポレートメッセージや、完全直営一貫生産システム、『きよら　グルメ仕立て』のマーケティングなどを説明。2015年10月に初めてのテレビＣＭを関東地区で放映して以降、売上高は同年9月に比べて437％、取り扱い企業数は231％にまで拡大していることを紹介し、「発売当初は多くある卵のうちの一つに過ぎなかったが、たくさんのメディアに取り上げられたことにより、『きよら　グルメ仕立て』という商品としての価値を見出した。我々は最高の食材であるアキタの卵を、世界のだれもが口にできることを目指している。我々のこのスピリッツは世代を越えて、次世代を担う未来の子どもたちにつなげていきたい。そしてこの世に生まれた子どもたちが初めて食べる卵はアキタの卵であってほしいと願い、これからも企業努力を惜しまず、世界最高の卵を提供し続けていきたい」などと述べた。

秋田社長との〝ダブルＹＯＳＨＩＫＩ対談〟も

新ＣＭ発表会に出席したＹＯＳＨＩＫＩさんは秋田社長との〝ダブルＹＯＳＨＩＫＩ対談〟に臨み、「普段はあまり料理をしないほうだが、首の手術の後にリハビリを繰り返していたこともあってトレーニングをしている。オムレツは自分でもよく作る。高たんぱくで体にも良いので、オムレツはプロ級ですよ」と笑顔で答えた。

対談の途中には『きよら　グルメ仕立て』を使ったプリンを秋田社長と一緒に試食し、「ものすごく濃厚で、すごくおいしい。コンサート後のご褒美に食べたいですね。正直なタイプなので、何でもかんでもおいしいとは言わないですよ」と〝食レポ〟する場面も。

徹底した品質管理にこだわるアキタの卵づくりについては「素晴らしいですね。僕も徹底的にレコーディングをしているので。音楽は無音状態の空間が大事なので、0.001秒の世界までこだわって厳しくやっている。だから僕のアルバムは出ないんですけど（笑）。すごいものを作るには並大抵の努力ではできないと思う」と自身との共通点を話した。

対談の最後には「フライパンがものすごく重かったですが、いいトレーニングになりました」とＣＭ撮影のエピソードを紹介し、「ＣＭに僕を起用していただき、ありがとうございます。撮影自体も楽しませていただいた。特にこれだけこだわって作っている製品に協力できることは光栄なことだと思っている。このＣＭを日本の人たち、またYouTubeに上がっているので世界の人たちに見ていただきたいですね」とアピールした。