農水省の広報誌「aff」9月号 『たまごのチカラ』を特集

農林水産省の広報誌「aff(あふ)」9月号【写真右】は、『たまごのチカラ~可能性ふくらむ玉手箱~』と『こだわり☆たまご飯』と題した特集コーナーを設け、卵の魅力を8ページにわたって紹介している。

年齢を問わず愛され、和食から洋食、中華、スイーツまであらゆる料理で活躍する『たまごのチカラ』を取り上げたコーナーでは、卵の構造や「乳化性」「起泡性」「熱凝固性」などの特徴、卵に含まれるたんぱく質や脂質、ミネラル、ビタミンなど「いいことづくし」の栄養素を詳細に解説。

日本人の鶏卵消費量や、桃山時代や江戸時代から卵料理が楽しまれていたこと、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」でコレステロールの摂取目標量(上限値)が〝裏付けがない〟として撤廃されたことにも触れている。

国内外の代表的な採卵鶏種や、採卵鶏の一生、卵が食卓に届くまでの各種検査体制なども、全国の鶏卵関連企業や団体、加工卵メーカーなどの協力を得て紹介。

『こだわり☆たまご飯』のコーナーでは、関東と関西での卵焼き文化の違いや、石川県の「べろべろ」、山口県の「岩国ずし」、宮城県の「ほやたまご」、千葉県の「花椿」、静岡県の「たまごふわふわ」、沖縄県の「ポーク卵おにぎり」など、珍しいご当地卵料理を特集している。

「全国の日本一を訪ねて」のコーナーでは、ウズラ卵生産量日本一の愛知県豊橋市を訪れ、生産現場のこだわりや、笑顔でがんばる生産者の姿を紹介している。

「aff」は電子版をホームページ(http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/)からダウンロードできるほか、全国の公立図書館や農水省、地方農政局、北海道農政事務所、内閣府沖縄総合事務局農林水産部の消費者の部屋で閲覧できる。