カナダの高病原性は州単位に 米国の低病原性は「半径10キロメートル以内」へ AI発生時の輸入一時停止措置

農林水産省消費・安全局は7月23日、家畜衛生部会を開き、BSE(牛海綿状脳症)に関する特定家畜伝染病防疫指針の変更について、平成27年度から死亡牛の検査対象月齢を現行の24か月齢以上から48か月齢以上とするとともに、防疫指針をより実態に即し、平易な構成内容にすることを了承した。また、熊本県で発生した高病原性鳥インフルエンザ(AI)と、豚流行性下痢(PED)の対応が農水省から報告された。
このほか農水省からは、AI発生時における家きんや家きん肉・卵の輸入一時停止措置について、(1)カナダで高病原性AIが発生した場合、発生が終息し、清浄性が確認されるまで、これまではカナダ全域からの輸入を一時停止していたが、同国の発生状況や防疫対策などに基づいてリスク評価した結果、今後は米国と同じように、州単位での地域主義を適用する(2)米国の低病原性AI発生時は、これまでは州単位の地域主義を適用してきたが、同国の発生状況や防疫対策などに基づいてリスク評価した結果、今後は「発生農場から少なくとも半径10キロメートル以内の区域」に縮小する。ただ、輸入停止措置の解除のタイミングは、引き続き、防疫措置終了後90日以上が経過し、かつ、わが国がリスク評価で清浄であることを認めた後とする――ことにした。実施は両国と協議した後で、10月ごろの見込み。

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