平成22年の孵化業者数は138戸 レイヤー33戸、ブロイラー92戸、卵肉兼用13戸

(社)中央畜産会は、このほど平成22年2月1日現在の家畜改良関係資料をまとめた。鶏関係では、入卵能力で集計した孵化場は138戸で、前年に比べ1戸増加した(登録孵化場は5戸減の120戸)。このうち、レイヤー専用孵化場は33戸(2戸増)、ブロイラー専用孵化場は92戸(5戸増)、卵肉兼用孵化場は13戸(6戸減)であった。なお、中央畜産会の家畜改良関係調査は22年度で終了した。

レイヤー孵化場
レイヤー専用孵化場33戸の入卵能力規模別は、2万~5万卵未満が1戸、5万~10万卵未満が2戸、10万~20万卵が3戸、20万~50万卵未満が7戸、50万~100万卵未満と100万卵以上が各10戸となっている。
経営主体別にみると、農協・農協連1戸、会社33戸。
従業員数別では、1~4人が4戸、5~9人が13戸、10~14人が4戸、20~29人が5戸、30~49人が4戸、50人以上が3戸、人数不明が1戸。
孵化羽数別では、1万羽未満1戸、1万~5万羽未満1戸、5万~10万羽未満0戸、10万~20万羽未満1戸、20万~40万羽未満2戸、40万~100万羽未満3戸、100万~200万羽未満1戸、200万~500万羽未満12戸、500万羽以上13戸、規模不明0戸で、孵化羽数200万羽以上が全体の76%を占めている。

ブロイラー孵化場
ブロイラー専用孵化場92戸の入卵能力規模別は、2万卵未満が10戸、2万~5万卵未満が12戸、5万~10万卵未満が7戸、10万~20万卵が6戸、20万~50万卵未満が9戸、50万~100万卵未満が24戸、100万卵以上が19戸、規模不明が5戸となっている。
経営主体別にみると、農協・農協連3戸、会社62戸、個人9戸、農事組合法人2戸、その他9戸。
従業員数別では、1~4人が25戸、5~9人が18戸、10~14人が16戸、15~19人が7戸、20~29人が9戸、30~49人が4戸、50人以上が2戸、人数不明が7戸。
孵化羽数別では、1万羽未満7戸、1万~5万羽未満9戸、5万~10万羽未満8戸、10万~20万羽未満3戸、20万~40万羽未満3戸、40万~100万羽未満1戸、100万~200万羽未満1戸、200万~500万羽未満13戸、500万羽以上42戸、規模不明3戸で、孵化羽数200万羽以上が全体の60%を占めている。

卵肉兼用孵化場
卵肉兼用孵化場13戸の入卵能力規模別は、2万卵未満が3戸、2万~5万卵未満が3戸、5万~10万卵未満が1戸、20万~50万卵未満が2戸、50万~100万卵未満が2戸、100万卵以上が1戸、規模不明が1戸となっている。
経営主体別にみると、会社7戸、個人2戸、その他3戸。
従業員数別では、1~4人が2戸、10~14人が4戸、20~29人が3戸、人数不明が2戸。
孵化羽数別では、1万羽未満1戸、1万~5万羽未満2戸、5万~10万羽未満2戸、10万~20万羽未満0戸、20万~40万羽未満1戸、40万~100万羽未満0戸、100万~200万羽未満0戸、200万~500万羽未満2戸、500万羽以上3戸、規模不明1戸で、孵化羽数200万羽以上が全体の38%を占めている。

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