卵殻強度計Ⅱを新発売 簡単操作で高精度 富士平工業
富士平工業(株)(坪井正規社長-本社・東京都文京区本郷6-11-6)は、測定装置に最新のフォースゲージを採用した「卵殻強度計Ⅱ」を7月20日から新発売する。
卵殻強度計Ⅱの主な特長は次の通り。
(1)測定部に(株)イマダ製のフォースゲージを採用=これまでの油圧式からフォースゲージ方式に変更したため、簡単な操作で精度の高い測定が可能になった。フォースゲージは、引っ張り強度、圧縮強度などの各種荷重を電子的に測定する装置で、同製品で高い評価を得ている(株)イマダ製を採用している。
(2)簡単操作=測定は、卵をセットして測定ボタンを押すだけ。毎回のゼロ調整が不要で、2検体目以降も鶏卵を置き、測定ボタンを押すだけ(ゼロリセット→測定部下降→卵殻強度測定→結果表示→データメモリー、USBケーブルを介してパソコンにデータを転送→測定部上昇→停止)。
(3)測定値はデジタル表示=表示方式をデジタルにして、目視による読み取り誤差をなくした。
(4)測定データを記録=従来機は測定データを記録できなかったが、新型機は本体内に1000件の記録が可能なため、パソコンにデータを転送できるようになった。データはエクセルファイル形式にも変換できる。
(5)メンテナンスも万全=アフターメンテナンスは、富士平工業とイマダが責任を持って対応するため安心である、とのこと。
本体のサイズは、幅200mm×奥行き196mm×高さ328mmで、重量は約15kg。標準価格は47万5000円(税別)。
詳細は同社(電03・3812・2271)へ。