変動要因の多い鶏卵相場を占う

平成17年の卵価(JA全農たまご・東京M基準値平均)は、16年9月からの上昇を引き継いで180円でスタートし、上半期は233円と堅調に推移した。下半期は輸入卵の急増や、一昨年11月からのひなえ付け羽数増による生産増から軟化し、年間では204円となった。平成18年についても、配合飼料価格や景気の動向、さらには鳥インフルエンザの再発懸念など、多くの問題を抱えていることから、卵価の動向に強い関心が寄せられている。本紙では鶏卵業界の有識者18人に18年の卵価を占っていただいた。18人の年間平均価格は171円。

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