養鶏向けCE製品『アヴィガード』 ラレマンドバイオテックが発売

ラレマンドバイオテック㈱(本社・東京都港区)は、1月1日から鶏盲腸内容物培養飼料『アヴィガード』(A飼料)【写真上】の取り扱いを始める。

『アヴィガード』は、健康な成鶏の盲腸内容物を培養したものを凍結乾燥させた粉末製品。粉末を水に溶かし、孵化後のひなにできるだけ早く飲水、または噴霧によって与える。初生ひなに、ストレスに対して適切な抵抗性を持つ健康な腸内マイクロバイオータをすばやく定着させることで、生産成績や畜産物の食の安全に悪影響を与える微生物(クロストリジウム、サルモネラ、大腸菌など)の腸管内での定着と増殖を抑制する。

このような製品は競合排除(CE)製品と呼ばれており、①栄養素の競合による排除②定着場所の競合による排除③化学的な排除――など、生態系で自然に行なわれている原理を応用している。『アヴィガード』は自然由来の盲腸内微生物を用いた安全な解決策によって、抗生物質や治療に頼らない養鶏に貢献する。

『アヴィガード2』は内容量25g(2000羽分)、荷姿250g箱(25gアルミ袋×10袋)。『アヴィガード5』は内容量62.5g(5000羽分)、荷姿625g箱(62.5gアルミ袋×10袋)。使用方法は、アヴィガード粉末を塩素濃度0.1ppm以下の水に溶かし、初生ひなに1回、飲水給与または噴霧する。

詳細は同社技術・マーケティング部(電03-5418-8176)またはホームページ(https://lallemandanimalnutrition.com/ja/japan/)へ。