4月え付け 採卵用めす3.9%増、ブロイラー用3.3%増

(一社)日本種鶏孵卵協会は5月31日、令和3年4月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー20場、ブロイラー56場、卵肉兼業7場の合計83場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月比3.9%増の903万1000羽、ブロイラー用ひなは3.3%増の6270万6000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比3.9%増の965万4000羽、ブロイラー用ひなは3.3%増の6431万3000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、関東・東山、東海、近畿、四国で増加。ブロイラー用ひなは東北、東海、近畿、四国、九州、沖縄で増加した。

本紙で試算した1~4月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比5.2%減の3610万4000羽、ブロイラー用ひなは0.8%増の2億5232万7000羽となった。

4月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比27.1%減の10万5000羽(うち種鶏めすは26.9%減の9万5000羽)、ブロイラー用種鶏は8.4%増の42万5000羽(うち種鶏めすは8.4%増の37万3000羽)。

本紙で試算した1~4月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比12.1%減の37万9000羽(うち種鶏めすは9.4%減の34万5000羽)、ブロイラー用種鶏は1.9%増の181万8000羽(うち種鶏めすは2.5%増の160万7000羽)となった。

ひなえ付け羽数の推移(令和3年4月分)