DAITO 小型ハイスペ焼却炉『IRZ』販売中 養鶏場や事業所のゴミ、渦巻く炎で焼き尽くす

焼却炉メーカーのDAITO㈱(井上滋樹社長―本社・愛知県瀬戸市原山町145)は、養鶏場や食品事業者に向けて小型でありながらハイスペックな焼却炉『IRZ』の導入を勧めている。

IRZは廃プラ対応型で、すべての焼却炉関連の法律に適合。小型機のため設置の届け出も不要。養鶏場や各事業所から出るあらゆる可燃ゴミ、剪定枝、廃プラ、鶏舎の破損部分、斃死鶏などを素早く焼却処理できる。

円筒型の炉内に特殊パイプからエアーを吹き込み、火炎の渦(竜巻)をつくり出すことでゴミを満遍なく、効率的に焼き尽くす。

その一方、過度な高温による炉内のヒビ割れや、故障を防ぐために水冷方式を採用。焼却炉の外壁と、炉内との間に冷却水を常に循環させ、燃焼室が水で冷却されている状態をつくり、燃焼を制御している。

同社によると、この水冷方式によって無理のない長時間運転が可能になっているという。冷却水の減少は空焚きにつながるため、水位低下を知らせるランプや、異常高温を知らせる警報ブザーも標準装備する。

従来の水冷式焼却炉に比べてコンパクトで、標準型の『IRZ-400M』の外寸は高さ2,750mm×幅1,460mm×奥行き1,465mm(煙突部分は地上高4,830mm)。投入口はタテ975mm、ヨコ415mm。総重量は1トン。

燃料タンクには40リットルの灯油を注げる。焼却能力は1時間当たり29kg(廃プラの場合は12kg)本体価格は税別380万円。

より高機能で耐久性に優れる『IRZ-450M』(同480万円)は熱交換器付きで、温水の回収と利活用ができるモデル。このほか埼玉県条例対応型『IRZ-350M』(同380万円)などもある。

DAITOの営業担当者は「当社ホームページには焼却実演の動画なども用意している。渦巻く炎による『旋回燃焼』の様子をぜひご覧いただきたい。全国の養鶏場が飼養衛生管理基準を守り、ゴミをため込まない経営を目指す中で、我々の焼却炉が役立てばと思う。動物性残さに特化したモデルもあるため、焼却炉の更新や、新たな導入を検討している方は何でも気軽に聞いてほしい。ゴミ処理を自社完結できることがSDGsの観点からも焼却炉の最大の魅力。『中小企業経営強化法』による一括償却ができる税制優遇も受けられる」と話している。

問い合わせはDAITOお客様窓口(電0120-21-3136、F0561-21-3161、Eメール=soumu●daito-co.com)へ。ホームページ(https://www.daito-co.com/index.html)の専用フォームからも受け付けている。

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