26回目の「こっこちゃんフェア」 岡山県養鶏協会が池田動物園で
岡山県産の鶏卵と鶏肉の消費拡大を図ろうと、岡山県養鶏協会(安原健二会長)は11月10日、岡山市北区京山の池田動物園(池田厚子社長)内で、今年で26回目となる恒例の「こっこちゃんフェア~2018おかやまエッグ&チキン」を開催した。〝晴れの国おかやま〟にふさわしい好天にも恵まれ、会場は約1800人の家族連れで終日にぎわった。
午前10時のオープニングセレモニーでは、同協会の金井克己専務理事が開会を宣言し、主催者を代表してあいさつした安原会長(安原産業㈱社長)が「今年も卵と鶏肉の消費宣伝と、地産地消の促進を目指してこのイベントを開催しました。長寿社会を生き抜くため、1日2~3個の卵を食べ、筋肉増強になる鶏肉を食べましょう」と呼びかけるとともに、今年7月の西日本豪雨で被害を受けた倉敷市真備町や他の市町村の被災者を激励するための「がんばろう岡山!」コールで締めくくった。
来賓として出席した岡山県農林水産部畜産課生産振興班の岸戸武士総括参事が祝辞を述べた。
イベントは岸戸総括参事、衆院議員の逢沢一郎氏、法務大臣の山下貴司氏(美和子夫人)、自民党総務会長の加藤勝信氏(周子夫人)、岡山県会議員で同協会顧問の小田春人氏、岡山県畜産協会の樋口義男会長、主催者側の安原会長、副会長の髙田勉㈲スカイファーム社長、顧問の山上恭宏㈱福田種鶏場会長の9氏によるテープカットで開幕した。
会場内では、温泉卵やプリン、焼き鳥、から揚げなど、卵や鶏肉を使った食品約30種類が、市価よりも2割ほど安く販売され、家族連れが次々に買い求めていた。岡山県が採卵鶏の飼育羽数で全国4位、ブロイラーで同11位であることなどを紹介するパネルの展示や、1キロ分の卵をカゴに入れる人気の「重量当てクイズ」にも多くの家族連れが挑戦していた。
同フェアは、1992年から毎年開かれており、岡山県、(一社)日本養鶏協会、(一社)日本食鳥協会、(一社)岡山県畜産協会、全農岡山県本部、岡山県食鳥肉販売業生活衛生同業組合、烏城養鶏農協など、県内外の諸団体が後援した。