今年上期の鶏卵需給と下期の見通し

今年前半の鶏卵相場(JA全農たまご東京M加重平均)は、一昨年(2015年)の高水準を追うように右肩上がりで上昇し、大型連休以降は200円割れの水準にまで下落したが、1~6月平均は前年同期比3円高の207円となった。ただ、自然災害の頻発や市場と規制の国際化への対応など、鶏卵産業を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。今年の相場の見通しと、現時点の直面する課題について、JA全農たまご㈱東日本営業本部第1営業部鶏卵課の田中啓基課長に聞いた。
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