『やきとり鮒忠』 浅草たぬき通りにオープン
(株)鮒忠(根本修社長―本社・東京都台東区)は2月1日、雷門にほど近い「浅草たぬき通り」に、国産鶏肉の焼き鳥やお酒が楽しめる店舗『やきとり鮒忠』【写真下】をオープンした。
たぬき通りは、かつて雷門から浅草六区の映画街への抜け道として非常ににぎわい、現在も飲食店など約20店舗が軒を連ねる。通り名の由来となった12匹の「願かけたぬき」の像が置かれ、観光人力車のコースにも入っているため、外国人観光客も多く訪れる。
『やきとり鮒忠』も、英語表記のメニューなどを用意し、リーズナブルな価格で、国産鶏肉を使った老舗の焼き鳥が楽しめるよう工夫している。座席数は約30席。食べ歩き需要に対応した持ち帰り販売も検討中。
鮒忠では、約2年前に開店した銀座鮒忠を、「日本料理の食卓ふなちゅう」として昨年12月にリニューアルし、“美食同源”をテーマに女性の視点を取り入れたレイアウトやメニューを用意するなど、時代の変化に対応した店舗展開を積極的に進めている。