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『牛すき鍋』商戦沸き立つ 卵の使用量も増加 2014.02.25発行 今冬の外食大手の売れ筋ヒット商品は『牛すき鍋』で、吉野家に続き、すき家でも販売が開始された。卵の消費の拡大にも居しているようだ。 すき家も牛すき鍋定食(卵付き)発売 (株)ゼンショーが展開する牛丼チェーン「すき家」は2月14日から、全国の1851店舗で卵を使った新メニュー『牛すき鍋定食』を発売した。 牛すき鍋に卵とご飯、つぼ漬けが付いて価格は税込み580円。ご飯の大盛りは無料で、特盛りは60円増し、ミニは30円引き。簡易コンロに乗せて提供し、最後までアツアツの鍋を楽しめるようにした。3月末まで販売の予定で、気温や売れ行きによっては販売期間を延長する。 広報室の廣谷直也マネジャーは「牛ちり鍋とチーズカレー鍋も同時発売したが、3商品の中で最も売れると思われるのが牛すき鍋で、国産鶏卵の消費拡大にもつながると思う。今回の鍋メニュー発売を機に、各店舗に簡易コンロを備品導入したため、おそらく来年も鍋物を販売すると思うし、コンロを使った『卵とじ』などのメニューも提供できるようになった。そうすることで商品の豊富さ、バラエティーも広がっていくのではないか」などと話している。 すき家では卵を使ったメニューを積極的に投入しており、1月30日には“おんたま”とオクラをご飯に乗せて食べる『まぜのっけごはん朝食』を300円で発売。12年5月から販売中の『たまごかけごはん朝食』は220円で、朝の定番メニューとして根強い人気がある。 吉野家の牛すき鍋膳は700万食突破 (株)吉野家(本社・東京)が去る12月5日に発売した冬期メニュー『牛すき鍋膳』の販売数が、発売から2か月で700万食を突破した。広報担当者によると「牛丼など卵が付けられるメニューからのシフトはゼロではないものの、牛すき鍋膳には必ず卵が付く」ため、卵の使用量も相当量増加しているとのこと。卵のサイズは「今冬は需給が非常にタイトなため、調達に苦労しているが、基本はMサイズを使用している」としている。
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