タックジャパンが60周年 成長の軌跡を記念誌に
(株)タックジャパン(髙橋伸輔社長―本社・岐阜県大垣市開発町5―71―1)は、昭和26年(1951年)3月の創業から今年で60周年を迎えたことから、このほど「LIFEタックジャパン60周年記念誌」【写真下】を発行した。
同社は、明治29年に先々代の髙橋初次郎氏が米穀商を開業して発足したが、戦後の食糧配給公団解散とともに、昭和26年3月に髙橋裕現会長の父で、髙橋伸輔社長の祖父である故髙橋正一氏が個人商店として飼料雑穀店を開業したのを創業としている。
昭和38年に株式会社に改組し、髙橋正一社長、髙橋裕社長、髙橋伸輔社長と3代にわたって、畜産・養鶏生産者のさまざまなニーズに応えて発展。現在は本社と豊橋営業所、新潟事務所を拠点に、飼料畜産事業部と鶏卵食品事業部を中心に、各種配合飼料や畜産用機械器具、農業資材の販売、パック詰卵・業務用鶏卵・液卵の製造販売へと事業を拡大し、年商約112億円の畜産総合商社に成長している。
記念誌は、若手社員を中心に編集スタッフを組織して、創業期から現在までの成長の軌跡を、その時々の証言やエピソード、新たに定めた企業理念(1)人類社会の幸福と発展に貢献します(2)お客様の繁栄に役立つ価値を創造します(3)社員の個々の人間性を尊重します――などを交えて10ページにわたってまとめている。
髙橋社長は「創業60周年を迎えることができたのも、長年、ご愛顧いただいてきたお得意先、良きパートナーとしてご協力いただいた仕入先の皆様のお陰であり、心からお礼を申し上げます。
60周年を単なる節目として迎えるのではなく、真の豊かさとは何か、真にお客様の繁栄に役立つ強い会社とは何かを考えながら、未来に向けての畜産総合商社としての存在価値を高め、お客様のご要望にお応えできるように邁進する所存です」などと抱負を述べている。