平成21年の県別養鶏産出額 鹿児島、宮崎、岩手の順
農林水産省は去る12月10日、平成年の都道府県別の農業産出額を公表した。
養鶏産出額(鶏卵と食鶏の合計)が最も多かったは鹿児島県の771億円(都道府県の合計に占めるは割合10.2%)で、次いで宮崎県の637億円(同8.4%)、岩手県の633億円(同8.4%)、茨城県の381億円(同5.0%)、千葉県の365億円(同4.8%)の順であった。
このうち、鶏卵の産出額が最も多かったのは茨城県の331億円(鶏卵産出額に占める割合は7.8%)で、次いで千葉県の309億円(同7.3%)、鹿児島県の246億円(同5.8%)、岡山県の209億円(同4.9%)、愛知県の193億円(同4.6%)の順。
ブロイラーの産出額が最も多かったのは鹿児島県の505億円(ブロイラー産出額に占める割合は17.9%)で、次いで宮崎県の499億円(同17.6%)、岩手県の490億円(同17.3%)、青森県の180億円(同6.4%)、北海道の124億円(同4.4%)の順。
県の農業産出額の中で養鶏部門の占める割合が高かったのは岩手県の26.4%(633億円)で、次いで岡山県の21.5%(269億円)、香川県の20.7%(156億円)、宮崎県の20.7%(637億円)、広島県の19.6%(200億円)の順であった。