J・R・Cがテクニカルセミナー開く エックロード博士を招いて
(株)ジェイ・アール・シー(齋藤太洋社長―東京都中央区日本橋兜町11―7)は、4月11日に東京・八重洲の八重洲富士屋ホテルで、米国ペンシルベニア大学獣医学部准教授で同大学付属家禽病理・疾病研究所所長のロバート・エックロード博士を招いて「J・R・Cテクニカルセミナー21」を開いた。
同社の宇野元康専務取締役の司会で進められたセミナーには、会員をはじめ主な取引先、さらには招待研究者など約70人が出席、熱心に聴講するとともに、活発な質疑応答を行なった。
(株)愛鶏園の企画研究部長で獣医師の江口郁夫氏がロバート・エックロード博士について紹介した後、エックロード博士は、(1)鳥インフルエンザ(AI)問題の対策と実際(ペンシルベニア、バージニア、カリフォルニアでの発生事例と、米国での防疫方針)(2)中南米におけるAIの発生状況と現状(3)カリフォルニアにおけるND発生状況・流行と対策(4)動物福祉について(米国における経過と現状、UEPプログラム成立まで)、スライドを用いて詳細に説明した。