2月の家計調査購入量 鶏肉1.9%増、鶏卵1.3%減

総務省統計局は4月6日、令和3年2月分の家計調査結果を公表した。新型コロナウイルスの影響により内食需要が高い傾向が1年ほど続いているが、昨年がうるう年であったこともあり購入量が前年同月を下回る品目もあった。

全国1世帯(世帯人員=2.94人)当たりの鶏肉の購入量は前年同月比1.9%増の1.428キロ(1当たりは2.5%増の486グラム)、支出金額は3.7%増の1359円(同4.4%増の462円)。

鶏卵の購入量は1.3%減の2.706キロ(1人当たりは0.6%減の920グラム)、支出金額は0.1%増の780円(同0.8%増の265円)。

このほかの購入量は、牛肉は0.6%増の525グラム、豚肉は0.6%減の1.800キロ、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料は3.7%減の209グラム、ドレッシングは8.8%増の186ミリリットル、生鮮魚介は0.5%増の1.789キロ。

弁当や総菜など調理食品の支出金額は3.8%増の1万644円(やきとりの支出金額は2.3%増の181円)、学校給食を除く外食の支出金額は33.1%減の7986円。

これらを基に本紙で試算した1~2月累計の鶏肉の購入量は前年同期比9.1%増の3.0100キロ(1人当たりは9.8%増の1.024キロ)、支出金額は8.0%増の2828円(同8.7%増の962円)。

鶏卵の購入量は6.0%増の5.503キロ(1人当たりは6.8%増の1.872キロ)、支出金額は4.5%増の1584円(同5.2%増の539円)。

家計調査・1人当たりの購入量の推移