2月え付け 採卵用めす4.5%増、ブロイラー用2.6%減

(一社)日本種鶏孵卵協会は3月31日、令和3年2月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー20場、ブロイラー56場、卵肉兼業7場の合計83場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月比4.5%増の835万3000羽、ブロイラー用ひなは2.6%減の5828万7000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比4.5%増の889万2000羽、ブロイラー用ひなは2.6%減の5946万3000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは関東・東山、東海、近畿、中国、九州、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは近畿、中国、沖縄で増加した。

本紙で試算した1~2月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比6.7%減の1741万羽、ブロイラー用ひなは3.0%減の1億2329万2000羽となった。

2月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比29.8%減の9万2000羽(うち種鶏めすは22.7%減の8万5000羽)、ブロイラー用種鶏は7.4%増の49万6000羽(うち種鶏めすは8.8%増の44万4000羽)。

本紙で試算した1~2月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比1.0%減の20万2000羽(うち種鶏めすは5.1%増の18万5000羽)、ブロイラー用種鶏は3.1%減の93万7000羽(うち種鶏めすは2.1%減の83万2000羽)となった。

ひなえ付け羽数の推移