11月5日に創立100周年記念シンポジウム 農研機構動物衛生研究部門

日本、韓国、ベトナムの専門家が講演

農研機構(NARO)動物衛生研究部門は、1921年に旧農商務省農事試験場から獣疫調査所として独立以来、100周年の節目を迎えたことから、11月5日午後1時30分から「NARO国際シンポジウム2021 農研機構動物衛生研究部門創立100周年記念~動物感染症や人獣共通感染症のアジア地域での発生状況と対策~」をオンラインで開催する。

農研機構の久間和生理事長のあいさつに次いで、動物衛生研究部門の筒井俊之所長が100年間の歩みについて基調講演。同部門の山本健久氏が「Insight of CSF outbreak in Japan(日本での豚熱発生に関する知見)」、ベトナム国立獣医学研究所のホアン・ヴ・ダン博士が「Current African Swine Fever Situation & Development of Novel Methods for African Swine Fever virus Research in Vietnam(ベトナムのアフリカ豚熱の発生状況と、アフリカ豚熱ウイルス研究のための新たな手法の開発)」、韓国農林畜産検疫本部のユン・キョウン・リ博士が「HPAI outbreak situation and response during ’20/’21 winter season in Korea(韓国の20/21年シーズンにおける高病原性鳥インフルエンザ発生状況と対応)」、国立感染症研究所獣医科学部の前田健氏が「One health approach to reduce the risks by zoonoses(人獣共通感染症のリスク低減に向けたワンヘルスのアプローチ)」のテーマで講演する。

各講演は英語で実施。聴講申し込みは下記のQRコードから専用フォーム(https://naro-is2021.yoshida-p.net/form/jp.php)へ。