輸出対策を強化 農水省が特別チームを設置
農林水産省は7月26日、農林水産物・食品の輸出拡大に向けて、食料産業局輸出促進課に「輸出対策強化特別チーム」を創設した。厚生労働省などと連携して、輸出先国の規制に関する相手国との協議や、輸出のための施設認定の迅速化などを図る。
政府が6月4日に開いた第3回「農林水産物・食品の輸出拡大のための輸入国規制への対応等に関する関係閣僚会議」で喫緊に対応すべき約100項目の課題を解決するための工程表をまとめた。この工程表で示された項目を着実に実施するため、内閣審議官1人を農林水産省に設置し、農林水産省は20人、厚生労働省は28人の定員を緊急的に増員した。
厚労省は輸出促進PT設置
厚生労働省は、7月9日に「厚生労働省食品輸出促進プロジェクトチーム」を設置した。今回増員された要員も加え、省を挙げて輸出促進に取り組むとしている。