毎年10月は「から揚げ強化月間」 日本唐揚協会が関連イベント実施
(一社)日本唐揚協会(やすひさてっぺい会長兼理事長)は、10月1日から1か月間、全国のから揚げ専門店やカラアゲニスト(から揚げの魅力を広く発信する会員。2019年4月現在で約13万人)、賛同企業・団体とともに、から揚げの普及と消費拡大に向けた「から揚げ強化月間」に取り組む。
10月は秋の行楽シーズンや運動会の弁当、秋祭りなどに合わせて、から揚げを食べる機会が多い月であることや、「10」の語呂合わせ(じゅわっと、ジューシー)、干支の10番目が「酉」であるなど、から揚げと相性が良い月であるため、同協会が昨年10月に、毎年10月を「から揚げ強化月間」に制定した。
「から揚げ強化月間」では、から揚げ専門店や外食、スーパーの総菜売り場などで同協会公認の共通ロゴを展開して販促活動を強化するほか、カラアゲニストがSNSなどを通じて「から揚げ強化月間」を盛り上げる。
関連イベントとして、㈱ニチレイフーズは合計500人に、冷凍から揚げカテゴリー売り上げナンバーワンの『特から』をはじめとした「から揚げ詰め合わせ」が毎日当たる「特からの謎を解くから」キャンペーンを実施する。10月1日から31日まで毎日1題出題する予定。
日本唐揚協会とサントリー酒類㈱は〝ハイボール&カラアゲ〟の黄金の組み合わせを広くPRする「ハイ(ボール)&カラ(アゲ)キャンペーン」を、日本全国の外食店や小売り店の5500店規模で実施する予定。
9月30日には令和初の「から揚げ強化月間」のスタートを記念した出陣式(キックオフイベント)を、東京都目黒区のホテル雅叙園東京で開いた。
日本人のから揚げ消費量は年間220億個以上(日本唐揚協会、ニチレイフーズ調べ「鶏の唐揚げに関する意識・実態調査」)で、2011年に420店舗だった全国のから揚げ専門店は、2018年4月現在で1408店舗(推定)と約3.4倍に拡大している。さらに訪日外国人にも、から揚げの魅力が認知されて人気を集めているため、同協会は「令和初の『から揚げ強化月間』に伴い、日本だけでなく海外、世界に向けてから揚げの新たな魅力の創出、さらなる普及に努めていきたい」としている。