新工場建設で安全祈願祭 十文字丸善スープ
㈱十文字チキンカンパニー(十文字保雄社長―本社・本社・岩手県二戸市)と丸善食品工業㈱(竹本博則社長―本社・東京都板橋区)の合弁会社の㈱十文字丸善スープは4月16日、十文字チキンカンパニー久慈工場(久慈市小久慈町63-16-1)の敷地内に建設するスープ工場の安全祈願祭を執り行なった。
スープ工場では、久慈工場から発生する新鮮な鶏ガラを主原料に、スープやエキス、オイルなどを製造する計画。敷地面積は6226平方メートル、建物は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約2460平方メートル。5月に着工し、2020年7月に操業を開始する予定。
十文字丸善スープの設立は昨年4月で、資本金は8500万円。出資比率は十文字チキンカンパニー66%、丸善食品工業が34%。2026年には工場稼働率100%、稼働日250日、原料使用量18トン/日、スープ製造量6トン/日を目指す。