採卵用めす8.7%減、ブロイラー用2.0%減 8月え付け
(一社)日本種鶏孵卵協会は10月4日、2019(令和元)年8月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー29場、ブロイラー67場が回答)を公表した。
調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ8.7%減の771万4000羽、ブロイラー用ひなは2.0%減の6137万7000羽。
これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比8.7%減の796万4000羽、ブロイラー用ひなは2.0%減の6375万8000羽。
地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、東北、中国、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは東北、北陸、四国、沖縄で増加した。
1~8月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比5.3%減の7168万4000羽、ブロイラー用ひなは1.5%増の4億9070万4000羽となった。
8月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ23.4%減の7万2000羽(うち種鶏めすは23.5%減の6万5000羽)、ブロイラー用種鶏は13.8%減の42万羽(うち種鶏めすは13.3%減の37万羽)。
1~8月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比1.0%減の80万羽(うち種鶏めすは0.6%減の72万1000羽)、ブロイラー用種鶏は2.6%減の367万2000羽(うち種鶏めすは2.6%減の323万3000羽)となった。