採卵用めす1.0%減、ブロイラー用0.9%増 11月え付け
(一社)日本種鶏孵卵協会は12月23日、2019年11月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー27場、ブロイラー67場が回答)を公表した。
調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ1.0%減の869万3000羽、ブロイラー用ひなは0.9%増の5947万羽。これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比1.0%減の959万3000羽、ブロイラー用ひなは0.9%増の6103万3000羽。
地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは関東・東山、四国、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは北海道、関東・東山、東海、近畿、四国、九州、沖縄で増加した。
本紙で試算した1~11月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.5%減の9953万9000羽、ブロイラー用ひなは1.8%増の6億8763万羽となった。
11月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ13.9%増の13万9000羽(うち種鶏めすは14.5%増の12万6000羽)、ブロイラー用種鶏は3.7%減の39万1000羽(うち種鶏めすは3.7%減の34万3000羽)。
紙で試算した1~11月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比1.3%増の113万4000羽(うち種鶏めすは1.6%増の102万3000羽)、ブロイラー用種鶏は1.3%減の495万5000羽(うち種鶏めすは1.3%減の435万9000羽)となった。
※統計情報のページにひなえ付け羽数の表を掲載。