持続可能性をテーマにセミナー開催へ エランコジャパンが7月18日に東京で

エランコジャパン㈱(フィリップ・フッゲンベルガー社長)は7月18日午後1時から、東京都港区の東京コンファレンスセンター・品川で「2019年フード・チェーン・ブランドセミナー~国内における畜産の意義とその持続可能性のための課題と取り組み~」を開く。

同社では、一昨年と昨年は薬剤耐性菌について焦点を絞り「One Healthシンポジウム」を開いたが、農場から食卓までの視点で日本の畜産を包括的に考えるセミナーへの要望も多いことから、今年は再び「フードチェーン・ブランドセミナー」として(一社)日本科学飼料協会との共催、東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センターの後援を得て開くもの。

セミナーでは(公社)中央畜産会の姫田尚副会長が「国内における畜産の存在意義を考える―国産畜産物の必要性とその貢献―」、(一社)全国消費者団体連絡会の浦郷由季事務局長が「国内における畜産の存在意義を考える―消費者が国産畜産物に求めるものとは―」、(一社)日本科学飼料協会の竹中昭雄理事長が「限られた資源を考える―家畜の能力を最大限に引き出すための技術進歩と今後の展望―」、みやざきバイオマスリサイクル㈱の矢野健児総務部長が「環境問題を考える―糞尿の利用によるエネルギー循環システムの紹介―」、㈲畠中育雛場の畠中五恵子社長が「人材確保を考える―魅力ある畜産、人が定着する職場づくりの工夫―」と題して講演し、「日本の畜産が目指す姿と今後予測される課題」についてパネルディスカッションも行なう。

参加費は無料で、申し込みの締め切りは6月24日。問い合わせはエランコジャパンの加藤、前田の両氏(電03-5574-9727)へ。