家計消費は5年連続で40% 令和元年の鶏肉消費構成割合

加工仕向け7%、その他53%

農林水産省・食肉鶏卵課は3月23日、令和元年の食肉の消費構成割合を公表した。

鶏肉の消費構成割合は、家計消費(内食)は40%で5年連続。加工仕向けは前年より1ポイント増の7%、その他(外食、中食など)は同1ポイント減の53%であった。

鶏肉の消費構成は、昭和50(1975)年は家計消費52%、加工仕向け3%、その他45%であったが、家計消費は50年代前半で50%を割り込み、平成7(1995)年には輸入鶏肉の増加などもあり、30%にまで落ち込んだ。その後は食肉の中で最も割安で、健康志向にも良いことが評価され、平成25(2013)年に41%に回復し、平成27(2015)年から40%を維持しており、そのほとんどを国産鶏肉が占めているとみられる。

加工仕向けの割合が最も高かったのは平成7(1995)年の11%、その他の割合が最も高かったのは平成2(1990)年と平成12(2000)年の60%。

食肉の消費構成割合は、農林水産省の「食肉流通統計」や財務省の「日本貿易統計」、農畜産業振興機構の「食肉の推定月末在庫」などから食料需給表に基づく年次ベースの「推定出回量=A」を分母に、「家庭消費=B」(総務省の「人口推計」「家計調査」を資料に、1人当たり購入数量に平成29年10月1日現在の国内人口を乗じて算出)、「加工仕向け=C」(〈公社〉日本食肉協議会の「食肉加工品等流通調査」)、「その他(外食等)=A-B-C」を分子にしてそれぞれの割合を算出したもの。

このほかの食肉では、牛肉は、家計消費は前年より1ポイント減の30%、加工仕向けは前年と同じ6%、その他は1ポイント減の63%であった。

豚肉はいずれも前年と同じで家計消費は50%、加工仕向けは23%、その他は27%であった。

食肉の消費割合割合