吉野家が『鶏すき丼』を発売

鶏すき丼をPRする(左から)魔裟斗さん、河村社長、矢沢さん

㈱吉野家(河村泰貴社長―本社・東京都中央区)は4月26日、全国の吉野家店舗で『鶏すき丼』を発売した。

店内で鶏もも肉(タイ産)を蒸し、注文を受けてから甘辛いタレで和えて焼き上げ、仕上げに半熟卵を乗せる丼メニュー。税込み価格は並盛450円、大盛550円でテイクアウトもできる。

発売前日に東京都渋谷区で開いた記念イベントには、河村社長と、元K―1世界王者の魔裟斗さん、夫人で女優の矢沢心さんが出席。河村社長は鶏すき丼について「生の鶏肉から店内での調理にこだわり、最高の商品を提供できる環境を整えた。女性や若い方にも召し上がっていただきたい」と紹介。試食した魔裟斗さんは「鶏肉がとてもやわらかく、半熟卵とタレが絡んでとてもおいしい」と感想を述べた。

鶏すき丼の人気が高まれば、鶏肉業界がおすすめの食べ方として普及に取り組む『鶏肉のすき焼き』の知名度アップにもつながると期待される。