今年上期の鶏肉需給と下期の価格見通し

今年前半の鶏肉相場(日経・東京、1~6月平均)は、消費者の節約志向やヘルシー志向が高まる中、2月中旬ごろまでは寒さによる鍋物需要や他の農畜水産物の高止まりなどから、もも・むね合計で1000円近い水準を保っていたが、3月以降は生産増や輸入品在庫の増加などから、前年を大幅に割り込む展開が続き、もも肉は前年同期比40円安の621円、むね肉は14円安の295円となった。国内鶏肉市場の現況と、後半の見通しについてまとめた。(詳しくは本紙をお読みください)