ウルトラファインバブル水を畜産分野に エコ.エイドジャパン

生産性向上や衛生・環境対策に期待

エコ.エイドジャパン㈱(齋藤弘社長―本社・仙台市若林区若林6-6-1)は、1マイクロメートル(0.001ミリメートル)以下の気泡を含む「ウルトラファインバブル水」(UFB水)の畜産分野での活用に力を入れている。

同社は昭和56年(1981年)にイカリ消毒仙台㈱として創業以来、宮城県と山形県で環境衛生コンサルティング業務をベースに事業を展開しており、今年5月には現在の社名に変更し、経営や事業運営にSDGs(持続可能な開発目標)の理念を取り入れている。

ウルトラファインバブル水に含まれる気泡は、花粉やウイルスよりも小さく、水中でほとんど浮上せずに長期間残存する。気泡の表面がマイナスに帯電し、①浸透性が向上する②汚れや臭気、帯電物質を吸着する③洗浄性能が向上する④溶解・吸収・反応速度が向上する⑤植物の根に付着し、成長を促進する⑥香り成分を保持し、風味・食感が向上する――などの効果が期待できることから、美容や機械加工、食品加工、農業・園芸、魚の養殖、環境保全など、様々な分野で使われている。

畜産分野では、ウルトラファインバブル水を家畜の飲用水に使用することで酸素の供給量が増加し、栄養吸収や免疫機能の活性化による生産成績の改善、アンモニアや亜硝酸の硝化による悪臭の減少などの効果が期待できる。(公財)岩手県南技術研究センターが実施した養鶏への活用事例によると、肉用鶏の飲料水にウルトラファインバブル水を使用したことで、平均出荷体重が7.5%増加し、鶏の斃死率が50%減少したとのこと。

また、畜舎の清掃や給水器の雑菌の繁殖低減などによる衛生環境の維持、排水処理への使用による環境負荷の低減などにもつながる可能性があるとのこと。

詳細は同社(電022-285-1021)へ。