はかた一番どりに消費・安全局長賞 食育大会で表彰

消費・安全局長を受賞し、食育推進全国大会で表彰された「はかた一番どり推進協議会」

食生活や食文化の大切さを考える「第13回食育推進全国大会」が6月23、24日に、大分市のJCOMホルトホール大分などで行なわれ、シンポジウムや料理教室などのほか、大分県内外の団体が、地元の食材や調味料をPRした。

6月23日には、農林水産省が去る4月27日に発表していた第2回食育活動表彰の農林水産大臣賞、消費・安全局長賞の表彰式も行なわれ、銘柄鶏の「はかた一番どり推進協議会」(古賀光幸代表―福岡県福岡市博多区吉塚本町13-50、福岡県吉塚合同庁舎6F)が、教育関係者・事業者部門で消費・安全局長賞を受賞した。

同会は、次世代を担う小学生を中心に、学校やイベント会場などで「ニワトリ」を通して生き物の命と、人の食物とのつながりや、命を食べることの大切さを学ぶ食育講座の取り組みを9年間にわたって推進してきたことが評価されたもの。

はかた一番どりは、在来地鶏の横斑プリマスロックと白色ロックを交配した2元鶏を雄系とし、これに雌系白色ロックを交配した鶏で、八女茶入り専用飼料を与え、約65日の長期飼育を行なうことで、①鮮度②安心③うまさ――にこだわった銘柄鶏肉となっている。