「たまごスペシャリスト」の育成を推進　ケンコーマヨネーズ

ケンコーマヨネーズ㈱（東京本社・東京都杉並区）は、独自の社内検定を実施して「たまごスペシャリスト」の育成を推進している。

業務用食品メーカーとしてサラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品を製造・販売している同社では、専門知識を基に多種多様なタマゴ加工品の魅力を伝えることができる人材を社内で育成するため、独自の検定試験「たまごスペシャリスト」を2019年6月から開始。鶏卵・タマゴ加工品の知識を問う学科試験と、調理技術を問う実技試験の両方に合格することで「たまごスペシャリスト」として認められる。今年1月の第3回検定試験では11人、2月の第4回検定試験では9人が合格し、販売部門を中心に現在32人が「たまごスペシャリスト」として活躍。

「たまごスペシャリスト」の名刺などに記載するオリジナルのロゴマーク【写真】も作成。ロゴの形は「卵」の文字をイメージしており、異なる色のピースをパズルのように組み合わせた構成で①たまごの大きさ、卵殻や卵黄の色など、どれをとっても多種多様なこと②調理方法や食べ方はアレンジ自在であること③通常ならば廃棄されてしまう卵殻や、卵殻の内側にある卵殻膜の活用が進んでいること――など、たまごの持つ多様性と多岐にわたる可能性を表現している。

同社では「このロゴマーク記載の名刺を交換したことがきっかけで『たまごについて社内向けの講習会を開いてほしい』とお客様から依頼されたこともある。当社のタマゴ加工品の魅力やおいしさを伝え、お客様の課題解決のお役に立ちたい」としている。