十文字チキンカンパニーが新銘柄鶏「鶏王」を開発
㈱十文字チキンカンパニー(十文字健助社長―本社・岩手県二戸市石切所字穴牛四二)は、このほど新銘柄鶏『鶏王』(とりおう)を開発し、新発売した。
『鶏王』は、銘柄鶏の個性をもっと打ち出してほしい、との消費者のニーズに対応し、外見も中味も違う個性ある銘柄鶏を目指して開発されたもので、同社では「多種多様な銘柄鶏の市場で、ワン・アンド・オンリーの存在感を示すことができる」としている。
鶏王の主な特長は、(1)旨味成分のイノシン酸が通常の1.5倍も含まれているため、美味しさがさらにアップするとともに歯ざわりもよく、鶏肉特有のにおいもカット(2)活性酸素の作用を抑えるアスタキサンチンを豊富に含んだ天然酵母(フィフィア酵母)の働きによって、鮮やかな肉色を実現(3)アスタキサンチン、ビタミンE(通常の5~6倍)など、抗酸化作用のある成分を多く含んでいるため、肉の劣化が遅く、新鮮な状態を長く保つ(4)無薬飼育、開放鶏舎はもちろんのこと、一般ブロイラーに比べて坪羽数を25%減らしてストレスの軽減に努めるとともに、飼育期間を10日ほど延長することで、肉本来の旨味とコクを最大限に引き出している――など。詳細は、同社(電0195―23―7101)へ。