ポリフェノール含有の『ワインたまご』 ハイチックが開発
(株)ハイチック(高野善正社長―本社・山梨県甲斐市下今井917―3)は、ポリフェノールを含む『ワインたまご』を開発、10個入り540円(消費税込み)で県内を中心に販売を始めた。
同社では、付加価値を付けた山梨県ならではの卵を作ろうと、赤ワインの醸造工程で出る県産のブドウ搾りかすに、南アルプスの天然水を利用してできる豆腐のオカラ、マリーゴールドなどのオリジナル発酵飼料を混ぜて、健康志向が強い消費者向けに『ワインたまご』を開発したもの。味香り戦略研究所(東京)の成分分析では、卵100グラム当たり37ミリグラムのポリフェノールを含むことが分かったとのこと。
ポリフェノールの一種「レスベラトロール」は、長寿遺伝子を活性化する働きや、動脈硬化などに効果があるとして注目されている。同社では今後、『ワインたまご』の生産を増やしていく。