東京・新宿で「愛知県 観光と食フェア」開催 知多養鶏農協なども出展
「なごやめし」に代表される愛知の味覚やみどころを紹介する観光物産展「愛知県観光と食フェア」が11月23、24の両日、東京都の新宿駅西口広場イベントコーナーで開かれ、多くの消費者が訪れた。
わが国“養鶏発祥の地”として、愛知の家禽産業を担う団体や企業も出展。知多養鶏農業協同組合(齋藤利明組合長)は、名古屋コーチンを使った『白湯鍋スープ』や『キーマカレー』『極旨咖喱』『ごんのたまご』、親鳥の旨みを生かした『知多の鶏もつ煮(みそ・しょうゆ)』などを紹介。
知多半島の半田市出身で、養鶏にも関わりのあった作家、新美南吉にちなんで名づけた名古屋コーチン卵『ごんのたまご』は、「自然との共生」を大切にした南吉の思いを受け継ぎ、飼料用米の利用など循環型農業に取り組む同組合の「ごんの会」の会員が生産している。
「なごやめし」の販売コーナーでは、(株)さんわコーポレーション(古川隆二社長)が、二段釜製法で柔らかく仕上げた『名古屋名物さんわの手羽煮』の詰め合わせなどを出品。豊橋養鶉農業協同組合(幡野喜一組合長)は、5個入りのくん製うずら卵『うずらたま5くん!!』のみそ味などを出展。
大村秀章愛知県知事も応援に訪れ、各ブースのイチ押し商品を“食レポ”したほか、ご当地アイドル「あいち戦国姫隊」や地域のゆるキャラのショーなどもあり、熱心なファンらがステージを盛り上げていた。
【大村知事(右から2人目)と、ご当地アイドルも応援に(上)。「ごんぎつね」にちなんだ『ごんのたまご』や名古屋コーチンの加工品などを販売した(下)】