9月え付け 採卵用めす11.2%増、ブロイラー用0.8%減

(一社)日本種鶏孵卵協会は10月29日、令和3年9月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー20場、ブロイラー56場、卵肉兼業7場の合計83場が回答)を公表した。

報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月比11.2%増の875万7000羽、ブロイラー用ひなは0.8%減の6324万羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は11.2%増の892万4000羽、ブロイラー用ひなは0.8%減の6569万3000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、東北、北陸、関東・東山、東海、近畿で増加。ブロイラー用ひなは中国、九州で増加した。

1~9月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比1.1%減の8230万1000羽、ブロイラー用ひなは1.0%増の5億7003万8000羽となった。

9月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比10.3%減の9万6000羽(うち種鶏めすは11.2%減の8万7000羽)、ブロイラー用種鶏は4.3%減の44万1000羽(うち種鶏めすは4.7%減の38万6000羽)。

1~9月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比7.5%減の83万羽(うち種鶏めすは6.2%減の75万4000羽)、ブロイラー用種鶏は0.4%増の403万9000羽(うち種鶏めすは0.9%増の356万7000羽)。

ひなえ付け羽数の推移