小容量で賞味期間45日の『ゆで卵』発売 ケンコーマヨネーズ

6個入りの業務用商品『おいしさつづく ゆで卵』

ケンコーマヨネーズ㈱(炭井孝志社長―東京本社・東京都杉並区)は7月15日、国産鶏卵を西神戸工場で加工し、従来品よりも小容量とした『おいしさつづく ゆで卵』(1袋6個入り)を発売した。

同社は2020年度時点で、ゆで卵製品の納品先件数を16年度比約2倍と伸ばしてきたが、従来品は1袋10個入りのため、量販や飲食店などから6個入りが求められていた。

また新商品の賞味期間は冷蔵で45日間。弁当やテイクアウトメニューにも安心して使えるよう、開封後は(衛生的に取り扱えば)気温30度Cの環境下で48時間、10度Cで72時間はおいしく食べられるとしている。

発売前のオンライン会見には島本国一取締役、謡田能孝執行役員、矢野輝彦商品開発本部長が出席。矢野本部長は、殻付卵の①衛生管理②ゆで時間の長さ③大量に殻を剥く労力④冷却時間――などが店舗の負担となっているとし、新商品の利用を勧めた。

あっさりとした塩味のため、サラダやサンドイッチ、総菜パン、ラーメン、タルタルソースの具材などに向き、秋冬に向けてはおでんへの利用も提案する。このほか、植物由来原料を中心に仕上げた『豆乳ホワイトソース』や、『すりおろし野菜ソース』『とろ~りチーズソース』『まるごと北海道コンビーフポテトサラダ』『ほほえみ食彩 豆サラダ』を同時発売した。