3月え付け 採卵用めす10.6%減、ブロイラー用5.9%増
(一社)日本種鶏孵卵協会は4月30日、令和3年3月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー20場、ブロイラー56場、卵肉兼業7場の合計83場が回答)を公表した。
調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月比10.6%減の852万1000羽、ブロイラー用ひなは5.9%増の6394万7000羽。
これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比10.6%減の904万羽、ブロイラー用ひなは5.9%増の6472万2000羽。
地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは東海と沖縄で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北、東海、近畿、中国、九州で増加した。
本紙で試算した1~3月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比8.1%減の2645万羽、ブロイラー用ひなは0.1%減の1億8801万4000羽となった。
3月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比13.3%減の7万2000羽(うち種鶏めすは13.3%減の6万5000羽)、ブロイラー用種鶏は7.3%増の45万6000羽(うち種鶏めすは7.5%増の40万2000羽)。
本紙で試算した1~3月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比4.5%減の27万4000羽(うち種鶏めすは0.4%減の25万羽)、ブロイラー用種鶏は0.1%増の139万3000羽(うち種鶏めすは1.0%減の123万4000羽)となった。