国内初のブロイラー事業者『団体認証』 プライフーズ
『JGAP(家畜・畜産物)団体認証』取得
プライフーズ㈱(藤井伸一社長―本社・青森県八戸市)は、このほど東京オリンピック・パラリンピックの「持続可能性に配慮した畜産物の調達基準」を満たす認証『JGAP(家畜・畜産物)団体認証』を取得したと発表した。
3月6日に、同社の銘柄鶏肉「五穀味鶏」を生産する青森県内の14農場が取得。国内ブロイラー事業者としては初の『団体認証』取得となった。
審査・認証機関はエス・エム・シー㈱で、鶏肉生産工程での①食品安全②環境保全③労働安全④家畜衛生⑤アニマルウェルフェア――などの管理・改善体制が評価された。
同社生産部の兼坂浩和CS管理室長は「今後ともお客様に健康で豊かな食生活を過ごしていただけるよう、生鳥の供給を通じてその役割の一端を担う自覚と責任を持ち、健康な鶏を育てるとともに、法令を順守し、農場管理の継続的な改善に取り組んでいく」と話している。同社の取得14農場は次の通り。
八戸第一農場、同第二農場、同第三農場、同第四農場、中舘泰成第一農場、同第二農場、田中真吾農場、鶴飼繁男農場、東秀光農場、福田信雄農場、関誠農場、田子第一農場、同第二農場、下田農場
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肉用鶏での6月時点のJGAP(家畜・畜産物)認証の取得経営体はプライフーズ、㈱青木養鶏場(静岡)、鹿児島くみあいチキンフーズ㈱福山モデル農場(鹿児島)、川俣シャモ振興会(福島〈地鶏での団体認証〉)の4経営体。