「丹精國鶏」の 『ひとくちチキン』 生活クラブ生協連から販売

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(本部・東京都新宿区、略称・生活クラブ生協連)は、国産鶏種「丹精國鶏」(たんせいくにどり)を使用した『ひとくちチキン(味噌漬け)』【写真上】の取り扱いを4月から始めた。

『ひとくちチキン(味噌漬け)』は、弾力のある噛みごたえと深いうま味が味わえる国産鶏種「丹精國鶏」のもも肉を使用。ひと口サイズにカットしたジューシーなもも肉を、米味噌でしっかりと味付けしている。ご飯のお供に最適な一品で好みの野菜と合わせて炒めるのもおすすめ。価格は460円(税別)。

生活クラブ生協連では食の国内自給への貢献と、持続的・安定的な食材の確保を目指し、組合員が求めるおいしさと安心を備えた国産鶏種「はりま」の利用事業を2001年からスタート。「はりま」を作出した(独)家畜改良センター兵庫牧場と「はりま振興協議会」(構成団体は全農チキンフーズ㈱、群馬農協チキンフーズ㈱、㈱秋川牧園、オンダン農協、㈱イシイ、JA全農、生活クラブ生協連)が協力して育種改良と生産技術の向上に取り組み、2015年度の鶏肉利用実績は166万羽になった。

2016年には〝丹精に育てられた日本の鶏〟という意味を込めて国産鶏種「丹精國鶏」と命名。坪当たりの飼育羽数は一般的な肉用鶏より少なく、飼育日数も10日ほど長い。飼料は遺伝子組み換えをしていない穀物や国産飼料用米を与えて、自給力の向上に貢献している。鶏肉利用実績は175万羽に拡大した。