8月、9月の鶏肉輸入は4万7800トンの予測 日本食肉輸出入協会
日本食肉輸出入協会は8月21日、鶏肉の輸入動向検討委員会を開き、現地積み出し数量と検疫数量を基にした7~9月の鶏肉輸入量予測をまとめた。
それによると7月は前年比7.9%増の4万9300トン(国別ではタイが11.3%減の1万1000トン、米国が45.6%増の1500トン、ブラジルが13.8%増の3万6500トン、その他が72.4%増の300トン)。
8月は同5.9%減の4万7800トン(国別ではタイが31.5%減の1万トン、米国が5.0%増の1500トン、ブラジルが4.1%増の3万6000トン、その他が58.7%増の300トン)。
9月は同18.7%増の4万7800トン(国別ではタイが9.1%減の1万トン、米国が20.5%減の1500トン、ブラジルが32.0%増の3万6000トン、その他が2.885倍増の300トン)。
最近の需給と価格については「8月現在、鶏肉の国内の動きは、国産品、輸入品ともあまり良くない。中国向けの輸出が一段落したことから、ブラジル産の日本向け相場には下げ傾向がみられる。また、タイ産についても中国からの需要が落ち着きをみせており、日本向けのオファーも以前ほどの強気にはない」と説明している。