認定小規模食鳥処理場のための「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の手引書」公表
厚生労働省は3月20日、(一社)日本食鳥協会が策定を進めてきた「認定小規模食鳥処理場のためのHACCPの考え方を取り入れた衛生管理の手引書」を、同省ホームページで公開した。
食鳥協の会員や専門家らが協力し、同省の「食品衛生管理に関する技術検討会」などで受けた専門委員や同省担当者の意見をもとに修正しながら作成したもので、全47ページ。
手引書の普及に向けては、食鳥協も関連団体も、全国に1700以上あるとされる認定小規模食鳥処理場をすべて把握しているわけではないため、実際に処理場の認定・指導を行なっている各自治体の協力が不可欠となる見通し。
食鳥協としては、5月下旬に九州から東北まで全国5か所でブロック説明会の開催を予定しているほか、3月22日には、同協会ホームページでも手引書の公開を開始。実際に印刷した手引書なども作成し、ホームページや業界紙誌を通じて、手引書の配布が始まったことを周知することにしている。
全国5ブロックで手引書普及説明会
日本食鳥協会は、このほど公表した「認定小規模食鳥処理場のためのHACCPの考え方を取り入れた衛生管理の手引書」の普及説明会を、5月22日に九州(福岡市・福岡朝日ビル)、23日に関西(大阪市・大阪食鳥会館)、24日に中部(名古屋市・ウインク愛知)、27日に東北(盛岡市・ホテルメトロポリタン盛岡)、29日に関東(東京都・東京国際フォーラム)の全国5ブロックで開催する。