最新技術や素材・ 製品などを紹介 アキレス
アキレス㈱(伊藤守社長―本社・東京都新宿区)は11月20、21の両日、東京都新宿区のベルサール新宿グランドで「Achilles THE NEXT」(マテリアル&プロダクト展2018)を開き、「変幻自在な未来へ。人に社会に、プラスチックができること」をテーマに、様々な展示やデモンストレーション、プレゼンテーションを通じて各分野の取り組みを紹介した。
断熱資材事業部では、ヒートストレスから家畜を守る農畜産用断熱材「アキレストリトンシリーズ」を展示し、断熱材の導入により育成率の向上や飼料コストの削減、生産性の安定につながることなどをアピール。室内側表面材に樹脂複合シートを採用した「トリトンレボ―P(壁用)」の特徴については、①家畜の糞尿から発生するアンモニアによるさびを抑制する②高圧洗浄が可能③芯材は硬質ウレタンフォームで優れた断熱性④ビス・釘頭が隠れる独自のかん合部構造でさびを防止し、外装材としての耐久性が向上⑥軽量で長尺対応が可能――などと紹介した。
シューズ事業部では、来春に発売予定の「抗ウイルス対応ブーツ」を展示。抗菌剤をPVC(ポリ塩化ビニール)に練り込み、半永久的に機能が持続し、防菌・防カビ・耐油機能も付加した職域用ブーツで、①第一次産業や食品加工業の現場の使用に適した衛生面に配慮した仕様②職場での衛生管理に適した製品――などの特徴をアピールしていた。