3月の鶏肉輸入3.1%増加 殻付卵も大幅増
財務省関税局は17年3月分の輸入通関実績をまとめた。
《鶏肉関係》鶏肉は前年同月比103.1%の32,896トン(内訳は骨付きももが同89.3%の2,280トン、その他鶏肉が同104.3%の30,616トン)。ブラジルは同102.6%の29,750トン(シェアは90.4%)で、前月より7,270トン増加した。
鶏肉調製品は同2210.6%の24,421トン。このうち中国は11,810トン(前月8,376トン)、タイは12,200トン(同9,094トン)。
1~3月の累計は、鶏肉は前年同期比114.1%、鶏肉調製品は同283.9%、七面鳥肉は同573.7%、七面鳥くず肉調製品は同54.8%、家きん肉は同119.3%、その他の家きん肉調製品は同213.7%、家きんの肝臓は同85.3%。
《鶏卵関係》凍結全卵が前年同月比358.8%の758トン、凍結卵黄が同306.9%の1,609トン、殻付卵が同9518.1%の673トンと大幅に増加し、凍結卵白、全卵粉も前年同月を上回った。
1~3月の累計は、凍結全卵は前年同期比212.8%、凍結卵黄は同238.8%、卵白粉は同108.3%、凍結卵白は6358.4%、全卵粉は同122.9%、卵黄粉は同86.1%、殻付卵は同10174.6%、家きん卵は同80.5%、マヨネーズは同65.3%。
3月の輸入卵の殻付換算は12,070トン(前年同月比112.0%)、1~3月累計は36,004トン(前年同期比136.8%)。