国産オメガバランスチキンの生産開始 ニチレイフレッシュファームが新農場で

㈱ニチレイフレッシュ(金子義史社長―本社・東京都中央区)の子会社で、純国産鶏腫「純和鶏」を年間140万羽飼育・出荷している㈱ニチレイフレッシュファーム(磯貝誠一社長―本社・岩手県九戸郡洋野町)は、洋野町に新農場を建設し、国産鶏肉「オメガバランスチキン」の生産を3月16日から開始した。
ニチレイフレッシュが独自に開発した〝こだわり素材〟の「オメガバランスチキン」は、α―リノレン酸を多く含む亜麻仁油を配合した飼料で鶏を生産することで、オメガ3系脂肪酸の含有率を高めた鶏肉。10年以上前から亜麻仁に含まれるオメガ3系脂肪酸に注目し、2005年に「オメガバランスポーク」を開発。鶏肉では17年にタイで「オメガバランスチキン」の開発に成功し、調達していたが、このほど国内でも生産・供給体制を構築したもの。
今回新設する有家(うげ)農場で、4月下旬から年間43万羽の規模で国産鶏肉「オメガバランスチキン」を出荷する予定。

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